私がアラビア語ジュエリーをつくる理由

私がアラビア語ジュエリーをつくる理由

こんにちは。KAYO & Coco JewelryのKayoです。

実は、私がアラビア語のジュエリーをつくっていると話すと、
多くの方から「どうしてアラビア語なの?」と聞かれます。
聞かなくても、不思議そうにしている方もたくさんいらっしゃいます。

もちろん理由のひとつは、私が14年間カタールで暮らしていたこと。
でも、それだけでは、ここまで夢中にはならなかったと思います。

私がアラビア語に惹かれたのは、その文字が単なる言語ではなく、“想いを形にするアート”だからです。名前や言葉をデザインとして身につけることで、自分の中の大切な感情や願いを、いつもそばに感じられる。

カタールで暮らし始めて少し経った頃、
はじめて訪れたゴールドスーク(金の市場)の光景を今でも鮮明に覚えています。

狭い路地の奥までぎっしりと並ぶ24金や22金。

「金は太陽エネルギーの象徴」
太陽の光を受けて輝く高純度のジュエリーたちは、
まるで命を宿しているような力強さと美しさを放っていました。

(実はその頃はまだ、高純度のゴールドは少し“雲の上の存在”のように感じていました。どんなものを選べば良いのかも、まだピンと来ていなかったんです。)

でも数年後、友人と一緒にアラビア語で自分の名前をデザインしたネックレスをつくったときのこと。

それを身につけた瞬間、
“自分を応援してくれる小さなお守り”のように感じました。

海外で1人で生活していた私に、
「自分らしく自由に生きていいんだ。」と肯定してくれるような気がしたんです。

その感覚が忘れられず、
大切な“名前”や“言葉”をジュエリーにして届けたい。

身につけてくださる方が、どんな状況や立場にあっても、
「もっと自分らしく、ありのままの美しさで生きる支えになれば。」
その願いから、KAYO & Coco Jewelryを立ち上げました。

アラビア語の文字は、祈りや希望を宿す美しい曲線。
そのひとつひとつに、“想いを込めて生きる力”を感じます。

日本語にも、神道や仏教に由来する言葉が
息づいていて、私たちはそれを無意識のうちに使っていますよね。
そんな“言葉の持つ力”の共通点を感じることもあります。

これからも、デザインの美しさだけでなく、身につける方の“想い”そのものを映すジュエリーであることを心に留めて、ひとつひとつ丁寧に、ジュエリーをつくり続けていきたいと思います。

ブランドを始めて6年。
これまでたくさんの方に、お名前や大切な言葉のジュエリーをお届けしてきました。

Hope 希望のネックレス K18/K10 [KAYO & Coco Jewelry]

「このジュエリーが似合う女性になりたい」
そんなお言葉をいただくこともあり、心から光栄に思います。

ジュエリーは、日常にかける小さな魔法🪄
あなたが身につけるジュエリーが、
毎日に小さな自信と輝きをくれるお守りになりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

KAYO & Coco Jewelry - Kayo

ブログに戻る

今月の注目アイテム