
金属アレルギーでもジュエリーは楽しめる?安心の素材選びと当店のこだわり
Share
「金属アレルギーだから、ジュエリーは着けられない」
そんな風に思っていませんか?
実は、金属アレルギーの方でもすべてのジュエリーがNGというわけではありません。
私自身も少しアレルギーがあり、合金アクセサリーを着けると赤くなったり、ピアスではすぐに炎症が出てしまいます。
でも、純度の高い18金や21金、22金を身につけていると反応が出ないことが多いんです。
体調や季節によって反応が出やすい日もありますよね。
だからこそ、当店では “安心して身に着けられる本物の素材” を大切にしながら、ジュエリーをお届けしています。
今回は、金属アレルギーとジュエリーの関係、そしてKAYO & Coco Jewelryの素材選びについてご紹介します。
1. 金属アレルギーはなぜ起きるの?
アレルギーを起こしやすい金属
- ニッケル
- コバルト
- 銅
- パラジウム
金属アレルギーが起きるメカニズム
金属が汗や唾液に触れると微量に溶け出し、金属イオンとなって体内に取り込まれることがあります。
この金属イオンがタンパク質と結合すると、体が「異物」と認識して免疫反応を起こし、炎症やかゆみなどの症状につながります。
→ そのため、汗をかきやすい夏や、ピアス・指輪など肌に長時間密着するジュエリーで症状が出やすいと言われています。
簡単にまとめると:
- 汗や皮脂で金属が溶け出す。
- 体が異物と感じて炎症が起きる。
だから、ピアスやリングなどは特に注意が必要なのです。
2.なぜゴールドやプラチナでもアレルギーが起きるの?【割金について】
実は金やプラチナ自体はアレルギーを起こしにくい素材です。なのになぜ、ゴールドやプラチナのジュエリーでアレルギーがでるのでしょうか?
それは、「割金」をしているから。
金もプラチナも柔らかく、粘りがあるため、傷や変形に弱いという性質があります。そのため、強度を上げるため、パラジウムや銅、シルバーなど別の金属を混ぜます(割金)。その混ぜられた金属にアレルギー反応を起こしやすいものが含まれていることがあるのです。
簡単にまとめると:
- 実は金やプラチナ自体はアレルギーを起こしにくい素材。
- でもジュエリーは柔らかすぎる金属をそのままでは使えない。
- そこで「割金」として他の金属を混ぜ、強度や色を調整している。
割金の理由:
- 強度:24K(純金)やPt1000(純プラチナ)は柔らかすぎるので傷や変形がしやすい。
- 色調整:イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドなどは、割金の配合で色味を変えている。
- 加工性:職人が細かいデザインを作れるようにするため・
つまり、割金に使われる金属(ニッケルや銅・パラジウムなど)がアレルギー反応を引き起こす原因になります。
3.アレルギーが起きにくい素材とは?
- 純度の高い金(ゴールド)やプラチナは比較的安心。
- ただし、強度を出すための「割金」に注意。
- 純度が高いほど、アレルギーのリスクは下がります。
例:
- 24K:純度99.9%以上(柔らかすぎて日常使いは難しい)
- 22K:91.6%が金
- 21K:87.5%が金
- 18K:75%が金
- 14K:58.3%が金
- 10K:42%が金→58%は金ではない金属が混ざっている。
- ゴールドフィルド(GF):真鍮ベースに厚い金層(全重量の1/20以上が金)
金の純度について、詳しくはこちらもの記事もご覧ください。
だからこそ、純度の高い(より金が含まれている量が多い)とアレルギー物質が少量なので、アレルギーを起こしづらくなります。
それでも、本当に敏感な方は18金でも反応がでる場合があります。
4:KAYO & Coco Jewelryの素材へのこだわり
当店では「安さ」ではなく、“日常に魔法を添える最適な形”を基準に素材を選んでいます。18Kだけでなく、21Kや22Kジュエリーもご提供しています。
- 21K・22K:アラビア語ネームジュエリーや限定品に採用。中東文化に根ざした、深い黄金色が魅力。アレルギーにも配慮した、価値の高い高純度ゴールド。
→チェーンの部分は18Kを使用しております。特に敏感な方には、追加料金をいただきますが21Kのチェーンへの変更も可能ですので、ご購入の際にお問合せください
→ オーダーメイドジュエリーに限り、特に敏感な方へは、割金を“シルバーのみ”で制作可能(要相談)。
→ 詳しくはこちら:「21Kアラビア語ネームジュエリー」
- 18K:日本のアトリエで制作するカスタムジュエリーやアラビア語ネームジュエリー、Daily Elegance Collectionに採用。強度と美しさのバランスが良く、日常使いに安心。
→ 商品はこちらからご覧いただけます:アラビア語ネームジュエリー、Daily Elegance Collection
- 10K(RTWシリーズ):気軽に楽しめる価格帯で、ネーム以外のArabic ジュエリー(Ready to Wear Arabic)シリーズに採用。日常に寄り添う輝き。軽度のアレルギーなら問題なく使える場合が多い。
→RTWシリーズはこちら:(RTWシリーズ)
- ゴールドフィルド(Daily Elegance・Favorite):軽やかにトレンドを楽し見たい方へ。普段使いしやすく、気軽に試せるジュエリー。当店でも一部ラインで展開。18Kや21Kに比べるとアレルギー対応は弱めですが、軽度の方には安心して使える場合があります。
→ Daily Favoriteはこちら:Daily Elegance・Favorite Collection
🌙 敏感な方には18K以上をおすすめしています。
5.安心してジュエリーを楽しむために
- 金属アレルギー=ジュエリーを諦める必要はありません。
- 自分の体質に合った素材を選ぶことが大切です。
- 不安な場合は、必ず専門店やブランドに相談を。
→ 当店でも「私でも大丈夫?」というご質問をよくいただきます。
お一人おひとりの不安に寄り添いながら、ご提案をさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
ジュエリーは、ただの装飾品ではなく “想いや名前をかたちにした小さなお守り”。
アレルギーの不安で諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。
あなたにとって安心できる素材を選び、
毎日に“小さな魔法”を添えていただけたら嬉しいです。
→ KAYO & Coco Jewelryの全ラインナップはこちら:「ショップを見る」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
発行:KAYO & Coco Jewelry