中東で聞く素敵なアラビア語[マシャラー(masha'Allah)]の本当の意味
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(2024年9月25日更新)
こんにちは。KAYO & Coco Jewelryの Kayoです。
今回はカタールで生活していて時々耳にする、
「マシャラー(masha'Allah)」というアラビア語
とても素敵な言葉なので、ご紹介したいと思います。
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「マシャラー」、爽やかな美しさがある響きだと思いませんか?
「マシャラー」と口にする時のアラビア語スピーカー達は、とても優しい笑顔を浮かべます。
そんな彼らを見ると、その言葉をかけてもらったこちらも幸せな気持ちになります。
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直訳では「神が望んだことが起きた」
出産や、願いが叶ったとき、その他にも良いことが起きた時、お祝いと神(アラー)への感謝を込めて「マシャラー!」と言います。
それだけでなく、他にもアラビア語独特の意味があるのだとか。
実は「マシャラー」と言うことで周囲の嫉妬や悪魔の目、悪いことからお守りくださいという願いのような意味も込められているそうです。
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どうしてそんな意味が込められているのか?
おめでたいことがあると、それを羨んだり、妬んだりする人がどうしても出てきてしまうもの。
でも、イスラムの教えでは、全てはアラーが与えたもので、「アラーが他人に与えたものを羨むのではなく、自分に与えられたものに感謝をしよう」という意味合いのようです。
友人に詳しい意味を聞く前は、そんな意味があったとは想像もしませんでした。
私たちが日常使っている日本語にも、実は深い意味があったりしますよね。
アラビア語にも独特の表現と意味合いがあると知り、とても奥深いなと感銘しました。
最近よく使われる表現?
一方で、最近では「Wow!」とか「Oh My God!」など感動した時に使う人も多いようです。
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例えば、
職人が丹精を込めて製作したジュエリーが出来上がってきた時に「マシャラー!Beautiful!!」と言ったり。
ゴールドマーケット(スーク)で 気に入ったジュエリーを試着した時、店員さんが
「マシャラー!君にすごく似合ってる!絶対に買った方がいい!」と言ってくれたり…(セールストークだとバレバレですが)(笑)。
カタールは、敬虔なイスラム教の国ですが、欧米人やアジア人の異教徒もたくさん住んでいます。
公用語はアラビア語ながらも、英語だけでほぼ問題なく生活できてしまいます。
でも、せっかくカタールに住んでいるのだから、土地の文化や宗教を尊重しながら、生活できたらなと思っています。
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今日は素敵な響きのアラビア語「マシャラー」について簡単にお伝えしました。
アラビア語には神(アラー)を使った表現が他にもあります。
その他の表現については、また別の機会にお伝えできたらなと思います 。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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発行:KAYO & Coco Jewelry
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<2924年9月25日追記>
「マシャラー(masha'Allah)」のアラビア語ネックレスを販売開始いたいました。
アラビア語カリグラファー(書道家)が想いを込めて描き上げた、アラビア語のカリグラフィー(書道)デザインに、邪視から身を守る”Evil Eye"をあしらったモチーフ。
Evil Eyeの目の部分には 深い青が印象的な”サファイア”が、アラビア文字の「ش」(シーン)の3つの星(ドット)部分には3粒のダイヤモンドがあしらわれています。
<2024年5月9日追記>
「マシャラー(masha'Allah)」のアラビア語ネックレスを販売予定です。販売開始は当店の公式インスタグラム(@kayoandcoco_jewel)かメルマガでお知らせします。
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