アラビア語では「Happy New Year」と言わないの?
Share
こんにちは。KAYO & Coco Jewelryの Kayoです。
日本では寒い冬が到来し、雪景色の中で生活している方もいらっしゃる頃でしょうか?
カタールでは待ちに待った「冬˚✧₊」の訪れに、みんなウキウキです。テラス席でのんびりお茶をしたり、砂漠でキャンプやバーベキューを楽しんだりと、それぞれ思い思いに短い冬を楽しんでいます。
さて、今日はHappy New Year のアラビア語について、少しお話ししたいと思います。
------------------------------
Happy New Year はアラビア語でなんと言う?
Aam Saied (عام سعيد)
色々な言い方があるようですが、Happy New Year の直訳に一番近いのがこの表現です。
------------------------------
どんな意味があるのでしょうか?
「Happy Year」という意味です。「New」を付けません。
Happy = سعيد
Yaer = عام
------------------------------
なんで「New」を言わないの?
イスラム教では「西暦(グレゴリオ歴)の1月1日を新年と捉えてお祝いする」、という慣習はありません。
なぜなら、イスラム教には独自の「イスラム暦(ヒジュラ歴)」があるからです。イスラム暦では1年の日数が違います。1年12ヶ月あるものの、1ヶ月の日数が違います。
そのため、西暦の1月1日はイスラム暦では新年ではないのです。
例えば、西暦2024年1月1日は、イスラム暦では
1445年6月(Jumada Al-Thani)19日
だそうです。
全く違う日付で驚いてしまいますよね。
------------------------------
1月1日は普通に月が変わるのと同じ?
イスラム暦はあるものの、カタールやドバイなど中東のほとんどの国では、ビジネス上は西暦に従って活動しています。
それでは、イスラム教の人は西暦の1月1日をどういう気持ちで迎えるのでしょうか?
イスラム教の知人に以前聞いたのですが、12月31日から1月1日になるのは「『ただ月が変わった』のと同じ感覚」だそうです。
これもまた、初めて聞いた時は驚きました。
------------------------------
最後に
今日はイスラム教の人にとっての新年について簡単にお話ししました。
イスラム教では、日本のように新年を祝いません。人によるかとは思いますが、それでも私の友人や知人は、「Happy New Year」と声をかけると、「Happy New Year」と快く答えてくれます。日本では新年が伝統的な行事だということを知っているからです。
ラマダン(断食月)中に、他宗教の人たちが「Ramadan Kareem(ラマダンおめでとう)」とイスラム教の知人に声をかけるのと一緒ですね。
海外に住んでいると、お互いの文化を尊重し合うことの大切さを学びます。
それでは、まだまだ寒い日が続きますが、風邪などひかないよう、防寒対策をしっかりとしてお過ごしくださいね。
手袋やマフラーを着けていても、ジュエリーは忘れずに❤︎ 外した時にお気に入りのネックレスや指輪が目につくとハッピーな気分になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました ^_^
======================
発行:KAYO & Coco Jewelry
メルマガに登録で、新商品やキャンペーンの情報、現地のジュエリー情報をいち早く受け取ることができます。
ご興味のある方は下記のフォームから、ぜひご購読ください ❤︎
======================